誰もが持っている〇〇
それは、スキーマのことです。
それは私たちが日々の生活で物事を理解し、行動するための「思考の枠組み」です。たとえば、初めて訪れるレストランでも、席に座りメニューを見て注文するという流れが自然と浮かぶのは、出来事に対するスキーマがあるからです。(https://hitsuji-nemuru.com/schema/ から引用)
スキーマって聞きなれない言葉ですよね。,
わたしも、メンタルの学びをするまで知りませんでした。
でも、これを知ってから、自分の行動に理由付けができたし
気づくことで、気を付けることもできるようになってきました(←現在進行形です笑)
そして、ほかの人の行動も何となく理解できるようになり、
背景をくみ取る、こころくばりみたいなこともできるようになってきました(←現在進行形です。2回目笑)
そして、スキーマは、幼少期からの教育や環境によって人それぞれ違います。
スキーマをわかりやすく例えると、
待ち合わせの時間にあと30分時間があるとします。
その時、人の行動は受け取り方で変化します。
A子:「あと30分しかない!やばいどうしよう間に合わないかもしれない!」
B美:「30分後ね!では、あと10分でこれをして、15分前には出て、5分前にはつくようにしよう」
C恵:「まだ30分もあるんやぁ~。うんうん大丈夫~」
この行動の違いが、それぞれ持っているスキーマが関係しています。
A子は、時間は絶対に守らないといけないというスキーマを持っているから、遅れないように
慎重になり、慌てる行動をする。時間はないという「ない思考」を持っている。
B美は、普段から計画通りに行動するスキーマを持っていて、時間を逆算して行動するクセがついている・
C恵は、ちょっとぐらい遅れても大丈夫、時間は守らなくてもなんとかなる。というスキーマを持っているから、マイペースで行動する。
こんな風に、スキーマによって行動が変化しますし、
自分がどんなスキーマを持っているということを知れば、
何かつまずいてしまって落ち込みそうなとき、自分はいつもこういう行動をとっているから、
こうなる。昔からそういえばそうだったよね。
と、自分の行動の原因に気づくことができます。
前回ブログで、価値観も人それぞれ違うとお伝えしました。
その価値観はスキーマが大きく影響しているとも言えます。
自分のスキーマを知っておくことで、無償にイライラすることも少なくなりますし
「あぁだからそうなんだよなぁ」って、自分を認めて受け入れることもできるようになります。
時々、幼少期からのスキーマが自分を苦しめる行動をとってしまうこともあります。
それによって、自分が苦しんだままで改善されない方は
一人で悩まず誰かに相談して、カウンセリングやコーチングを受けたり
スキーマ療法というものを試してみるのもいいと思います。
人が落ち込む時、私は自分を信じれなくなった時とか、自分のせいで…
と自分のことを自分が否定し始めると止まらなくなると思っています。
でも、認めてあげることができれば、自分が自分の味方をしてあげられる。
自分のことは自分が一番よくわかっています。
そして、自分の味方は自分しかいません。
(そこに相手はいません)
だから、スキーマを知っておくことで、不随して起こる行動や言動を
理解することができるのでお勧めです。
スキーマについては、実はいろんなものが存在し、勉強中です。
そして、ここ書くととんでもなく長くなるので、またの機会にでもお話しできたらと思います。
それではまた明日~