アンガーマネジメントをご存じですか?
アンガーは「イライラ、怒りの感情」
マネジメントは「上手に付き合う」ことです。
アンガーマネジメントは怒ることを否定していません。
上手に付き合うことで、自分のこころを軽くしてくれたり
冷静に自分の想いを相手に伝えることができるようになります。
自分自身のイライラも減り、相手との良好なコミュニケーション
をとるためにも、できるようになるといいですね!
怒りの感情は人間にとって自然な感情の一つです。
怒りの感情が起きる時、
自分の価値観や大事にしているものが大事にされなかった時、反応してしまう感情です。
つまり、怒るということは自分を守るためにもあるのです。
ですが、そのことによって、自分自身をマイナスな立場に置いてしまい
問題になるというケースもあります。
自分の価値観や大事にしているものが大事にされなかった時
つまり、「〇〇はこうあるべき!」という価値観がその通りにならなかった時
人は、怒りの感情がでやすいのです。
そしてスキーマが大きく関係しています。
前から何度も申し上げているように
ひとりひとり価値観は違います。
そしてその価値観は自分自身が育ってきた環境や経験などによって
作られた「スキーマ」が大きく影響しています。
このスキーマは一人一人違う個性の様なものなので、
どれがいい、悪いとかではなく
自分と人は違う。似ている人もいるけどそうでない人もいる。
「私はこうだけどあなたはそうなんだ。」というように
認める必要があるのです。
しかし、このスキーマや価値観から作られた
「〇〇はこうあるべき!」が強くなってくると
視野が狭くなったり、べきが守られなかった時
相手に対して怒りの感情が出てくるのです。
例えば、
”時間は必ず守るべきだ”
と考えるひとにとっては、時間を守らない人を見るとイライラを感じます。
また、時間に遅れる許容範囲も人それぞれ違います。
”時間は必ず守るべきだ”
と思っている人は5分の遅刻も許せないかもしれません。
でも、そこまで守らなくてもいいと思っている人は
30分でも許せたりします。
ですので、この「べき」と上手に付き合っていくと
自分の怒りもコントロールできていくことにつながっていきます。
相手の価値観と自分の価値観は違うことを認め
境界線を引くことで、課題の分離ができれば
そこまで相手に「べき」を求めすぎないようになり
視野や許容範囲が広くなります。
その「べき」を手放すだけで、柔軟な対応ができたり
イライラが減るということにもつながってきます。
怒りが出やすい時、実は他にも原因があることがあります。
それは、自分の心の状態です。
今目の前で起こっている事以外にも、ストレスがかかることがあったり
睡眠不足や栄養不足、疲労を感じている、つらい、悲しいなどの感情が
ある時、怒りが生まれやすくなってしまうのです。
自分が怒りっぽくなってしまう時は、心に余裕がない状態であるという
サインでもあるのです。
そんな時は、その場から離れたり
深呼吸や息抜きをとる時間をとるなどを心がけるといいと思います。
わたしも、子供たちと時々言い合いになるとき
反射的にカッとなって、行動をしてしまい
事態を悪化させることが多いです。
ですが、そんなときこそ
そんな時は、6秒間待ってみるを心がけるといいようです。
他にも、気分をそらす方法を決めておくなどして
自分にコントロールするためのツールを身に着けるといいかもしれませんね。
ちなみに私は、
・深い呼吸を4回する
・スーパーフードのアロエベラジュースを飲む
と決めています♪
とは言え、視野を広げたり、コントロールするのも大事ですが
「怒りは自分の大事にしていないものが大事にされなかった時に起こるもの」
なので、しっかり出してあげたほうが、意識レベルも上がりやすいです。
また溜めてしまうとさらにストレスにつながりますので、しっかり出すということも
してあげてください。
それは相手にぶつける…のではなく
自分でジャーナリングや体感を通して言語化するなどの
感情解放を行ったり、セッションで怒り出し
をして、内観をするととてもいいのです。
長くなりました。
最後まで読んでくださりありがとうございました♪